家ローンの借り換え

固定金利は返済額が決まっていて家の購入に際して資金計画が立てやすく、金利の変動をしんぺーする必要はねーのじゃけど、借りた時よりも金利が下がった場合は抵抗を感じることもあるじゃろう。
固定期間中は基本的に他の金利に切り替えるこたーできません。
固定期間が終わった時点では金融機関での金利優遇は縮小されるので負担が増える可能性が大きくなるんじゃ。
別の金融機関で借り換えると新たに金利優遇を始められるので負担が軽くなる場合がようけなるんじゃ。

借り換えの費用は金融機関によって費用は違いじゃが数十万円かかるんじゃ。
じゃけどな、借り替えてメリットがある場合にゃー検討してみてはどうじゃろうか。

借り換えの種類
・高金利から低金利へ
金利が1%ちごーとるだけで利息や返済額が大きく違ってきます。
金利が1%差がありゃー、借り換えるメリットがあると言われておるで。
・変動金利から固定金利へ
変動金利から少々高くても固定金利への借り換えが一般的じゃけど、固定金利から変動金利への借り換えも可能じゃ。
・複数のローンを1本化する
複数の銀行、フラット35と財形家融資、やらなんやら複数の家ローンを支払っとる場合、1本化することによって利息を減らすこともできます。

借り替えてメリットのある場合たー
・残債が1千万円以上。
・残りの返済期間が10年以上。
・借り換え前と後の金利差が1%以上。

借り換えの費用
・借り換え前のローンの抵当権抹消費用
・登録免許税
・司法書士手数料
・ローン保証料、事務手数料
・印紙税
・火災保険料

家ローンにゃーようけの選択肢があり、どりょー選ぶかによって家の購入費用が大きく変わってきます。
しっかり検討してお得な購入を心がけてつかあさい。
  


家ローンの繰り上げ返済

家を購入する時に頭を悩ませる家ローンじゃけど、借りた時から金利や家計事情が年月が過ぎるにつれ変わっていきます。
返済額が家計に重くのしかからんよう、家ローンを見直しして返済を滞りなく行えるように心がけたいもんじゃ。

資金に余裕があり、貯金がある程度できとる人にお勧めなんが、繰り上げ返済じゃ。
毎月のローンも支払えて、貯金もあるっちゅう人でねーとむじーじゃけど、繰り上げ返済により、ローン期間の短縮や毎月の返済を減額できます。
繰り上げ返済にゃー返済期間短縮型と返済額軽減型があるんじゃ。

・返済期間短縮型
払わのうてすむ利息を大きく軽減できるんが返済期間短縮型じゃ。
毎月の返済額は変えんと返済期間を縮める方法じゃ。
完済までの期間が短くなるので、完済後の生活設計が立てやすくなるんじゃ。

・返済額軽減型
返済期間を変えず、毎月の返済額を減らす方法。
月々の支払額が減るので、毎月の家計負担を減らすことができます。
教育費やらなんやらがかかる時期にゃー、助かる方法じゃ。
ほじゃけど、返済期間短縮型と比べて利息の軽減額は少なくなるんじゃ。

家ローンは返済当初の方が返済額に占める利息の割合が高いので、繰り上げ返済がはえーほど利息軽減額が大きくなるんじゃ。
繰り上げ返済額はフラット35は1回あたり100万円以上じゃけど、民間ローンでは特に制限はなく、1万円以上から繰り上げ返済できるところもあるんじゃ。
手数料はフラット35にゃーあらんが、民間ローンでは有料である場合がおいーじゃ。

繰り上げ返済がお得であるといっても、家を購入する時の頭金が少のうてええっちゅう訳ではあらん。
頭金のおいー方が借入金が少のうて済むので勘違いをせんようにきゅーつけてつかあさい。
  


新居への引っ越しのコツ

家の購入の手続きが済むと、続いて引っ越しが待っておるで。
上手な引っ越しのコツを考えてみましょう。

・見積もり
引っ越しの見積もりは複数の業者に頼みましょう。
引っ越しの見積もりはタダじゃ。
その上で価格やらなんやらを比較して決めるとえーじゃろう。
電話の対応や見積もりに来た人の応対も業者を決める参考になるんじゃ。

・引っ越しのひゅー決める
3月下旬や4月上旬の入学や入社の季節は、引っ越し料金も高いじゃ。
また、平日よりも休日の方がやはり料金は高くなるんじゃ。
引越しシーズンや休ひゅー避けて引っ越しすりゃー料金を抑えることができます。
また、早めに引っ越しのひゅー決定しておけば、引っ越しの準備に余裕が持てます。

・不用品は処分
不用品がある場合は、できるだけ処分しておきましょう。
引っ越し後の片付けが楽になり、収納に余裕が生まれます。
また、荷物の運搬・搬入が楽になり、料金も安くなるんじゃ。

・荷造り・荷解き
荷造り・荷解きをすべておまかせのサービスもありじゃが、うちですりゃー安くなるんじゃ。

・家具の配置を決めておく
間取り図ははあ入手済みんはずじゃろうから、家具をどこに置くか引っ越し前に決めておきましょう。
搬入がスムーズになるんじゃ。

・ちかまーりに挨拶しておく
できりゃー引っ越し前にごちかまーりに挨拶しておきましょう。
マンションの場合は、部屋の上下階の人にも忘れんと挨拶を。
500円程度の日用品やらなんやらを用意しておきましょう。

・住所変更の通知を
引っ越し前に新聞や郵便、宅配便の業者に転居届けをでーておきましょう。
電話、電気、ガス、水道の手続きも忘れんと済ませておきます。

・オプションサービス
業者によっては、荷物をでーた後の掃除や家具の移動やらなんやらのオプションサービスがあるんじゃ。
どねーなサービスを受けたいかを考えて業者を決める目安としてつかあさい。

家の購入にゃー引っ越しの料金も含めて資金に余裕を持って計画を立ててつかあさい。
  


家の火災保険

家を購入してからのしんぺー事の中にゃー、思わぬ災害があるんじゃ。
火事や自然災害から大切な家を守るための保険に、火災保険や地震保険があるんじゃ。
ここでは、個人の家に対する火災保険について説明しょー。

火災保険は、建物と家財、別々に契約するんじゃ。
両方契約することもできますし、建物だけ、家財だけ、っちゅう契約も可能じゃ。
一般の家を補償する火災保険は次のようなもんがあるんじゃ。
・家火災保険
火災、落雷、ガスによる破裂・爆発、消火活動による破壊・水漏れ、汚損、風、雹(ひょう)、雪害による損害に対して保険金が支払われます。
・家総合保険
家火災保険とおんなし損害の補償の他、建物外部からの物体の落下(飛行機やらなんやらの墜落)・衝突(車が家に突っ込むやらなんやら)・飛来、水漏れ、盗難、水害、暴行・破壊、持でー家財(家財に保険をかけとる場合)の損害を補償するんじゃ。
・新型火災保険
自由化対応型の火災保険。
基本補償は各社共通で、火災、落雷、破裂・爆発、風、雹(ひょう)、雪害に対する補償。
けーにオプションで、様々な補償を加えたり、別宅の家財を補償できるようにしたり、各社独自の補償ができる保険じゃ。
必要のねー補償をはずし、保険料を節約できるメリットがあるんじゃ。
・団地保険
鉄筋コンクリート作りの団地やマンションの家財を対象とした火災保険で、家総合保険とおんなし補償(水害、障害費用を除く)の他、修理費用、交通障害、団地構内での傷害、個人賠償、借家人賠償責任保険が基本契約になっておるで。
団地の駐輪場に置いた自転車やバイクの盗難も補償の対象じゃ。
・積立生活総合保険
満期金が支払われるタイプの積立型の火災保険で、家総合保険に家族傷害保険を組み合わせたような補償内容じゃ。

家を購入する時、このような保険を利用し、万が一に備えてつかあさい。
  


マンションの管理組合

マンションを購入した場合、購入者は管理組合員の一員となるんじゃ。
マンションの管理組合たーどねーなもんなのじゃろうか。

管理組合たー区分所有者(購入者)で組織し運営する団体じゃ。
すべての業務を区分所有者で行う自主管理組合と、清掃や修繕やらなんやらの業務を管理会社に委託しとる管理組合があるんじゃ。
管理会社に委託すると修繕計画やらなんやらを作り実施するやらなんやら、煩雑な手続きは必要がなくなりじゃが、その分管理費は余分にかかることになるんじゃ。
また、業務を委託するので、その計画や料金は妥当なのか組合でしっかり把握せんとならん。
自主管理の場合は、管理費は安くできじゃが、修繕計画やらなんやらはうち達で立てて実施せんとならず、せーが負担になる場合があるんじゃ。

マンションの管理にゃー管理組合から管理者を置く場合と、法人化した管理組合から理事や監事を選出する場合があるんじゃ。
管理者は管理人たー違い、マンションのまとめ人と考えりゃーえーじゃろう。

管理組合は年1回集会(総会)を開かなけりゃーならん。
ここで修繕計画や費用やらなんやら議案の決議を行ったり、マンションの規約の決定、変更やらなんやらを決めます。
管理会社に委託しとる場合は、業務をまかせきりにするのではなく、業務に管理費をようけ使いすぎていねーか、修繕やらなんやらの計画は妥当なのかをしゃんと把握し、意見を伝えることが大切じゃ。
自主管理組合の場合は、工事の施行会社との折衝やらなんやらがわからん場合もあるので、勉強会やらなんやらを利用して情報や知識を得ることも必要じゃ。

家の購入の選択としてマンションを選んだ場合は、共有部分の補修やらなんやらはてんでにできず、常に居住者と共に物事を決定していかねばならん。
マンションなら維持管理が全て楽っちゅう訳ではあらん。
家の購入に際しては、このような事項も考慮しておきましょう。